背中の端もみえない

可愛い女の子がだいすきなオタク女の戯言

「ラブライブ!スーパースター!!」コラボクレープを食べに竹下通りへ

 

 

5億年ぶりに行った竹下通りで「ラブライブ!スーパースター!!」とマリオンクレープ原宿竹下通り店のコラボクレープを食べた。

初日ということもあってか、コラボ目当てのオタクも結構いた印象。

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葉月恋ちゃんイメージをえらびました。包み紙がかわいい

上から見るとこんなかんじ。

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てんこもり。アイスの下にはたっぷりの生クリームとシフォンケーキがいました

マリオンクレープ、最後に食べたのはもういつだったかも思い出せないのだけど、

この独特のかための生地がおいしい。

 

そして……甘い!!!!!!

JKならいざ知らず、20代なかばの人間には来るものがありました…………

 

 

 

クレープの前には、こんなものも食べました。

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長い

「ストロベリーフェチ」のいちご飴!

これ、『LoveLive!Days』の連載で恋ちゃんが食べていたのはたぶんこれじゃないかな。

飴のコーティングがなくても十分戦えるんでは? というくらいおいしい苺でした。

(おそらく)高級な苺なんかも食べているかんじの恋ちゃんでも、たしかに納得の味かも。

 

 

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それにしても、コロナで竹下通りが閑散としている……という噂は嘘だったのか、

イキった若者がそこかしこにいてオタクは怯えるしかなかった。

 

クソデカ大声で猥談をしているお兄ちゃん(???????)などもおり、

Liella!ちゃんは大丈夫かな、、、と余計な心配をしました……

 

ティザーの中の竹下通りはキラキラしてたし、男の人も少ないし、大丈夫なんだろうなきっと。

 

とにかく7月11日からはじまるアニメが楽しみで仕方ないので、

スーパースター!! のコンテンツをいろいろ追っていきたい。

 

 

スクールアイドルに「股線」はいらない ~JAなんすん×「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボ絵炎上に女ライバーが思うこと

 

 いつものようにTwitterを見ていたら、大好きな「ラブライブ!」が炎上していたので驚いた。

 

togetter.com

(なんともひどいタイトルのまとめですが、事の起こりが分かりやすかったためご容赦ください)

 

ラブライブ!サンシャイン!!」の主人公・高海千歌ちゃんの「西浦みかん大使」就任のニュースは、ただその事実と誓約書の内容(「西浦みかんをたくさん食べます」など)を見て「みかんが大好きな千歌ちゃんがみかん大使だなんて、かわいいなあ」とだけ感じていた。

 

しかし、改めて指摘を読んだうえで絵を見直して、いかに自分が「ラブライブ!」というコンテンツからの供給物に対し盲目的な肯定感情を持っていたのか、と反省したのである。

 

この記事では、今回のコラボ絵が炎上した理由、そして「股線」表現の「ラブライブ!」というコンテンツ内での位置を、ひとりの女ラブライバー*1の立場で考えていきたい。

 

 

1.コラボ絵がなぜ問題視されるのか

 まずは改めて、件のツイートと写真を確認したい。

twitter.com

 

いとおしそうにみかんに頬をよせ笑う千歌ちゃんは、「みかん大使」としてぴったりの愛らしさで描かれている。しかし、下半身に目を向けると、プリーツスカートからは股間あたりのラインが透けてみえているように描かれているのである。ここが、この絵が批判を浴びた原因だ。

 

こういった表現は確かに昨今の美少女絵ではよくみられるもので、正直なところ私は見慣れすぎていて何も感じなかった。千歌ちゃんというキャラクターに性的なものを感じたことが一切なかったからかもしれない。

 

しかし、改めて考えてみれば、この影は現実にはありえない「謎の影」である。薄い素材で、体のラインに沿って作られているものならあり得るかもしれないが、これは制服、しかも冬服である。伝統の女子高・浦の星女学院の制服がそのような制服に適さない素材で作られているわけがないだろう。

 

ただの「シワ」であり問題ない、とする声もあるようだが、そもそもこういうスカートにはこのような大きなシワはなかなかつくものではない。この写真に写る声優の伊波杏樹さんのスカートを見ても、このような影は全く見当たらない。当たり前だ。

 

つまり、現実にはあり得ない表現で「わざわざ」股という性的と思われても仕方のない部分のラインを強調していることが、この絵が批判を浴びる理由なのではないだろうか。

 

 

2.「ラブライブ!」と性的表現との距離

前述したように、このコラボ絵の問題点は「現実にはあり得ない表現で、性的と思われても仕方のない部分を強調した」ところにあると考えた。

 

しかし、私はこういった表現の全てを否定するわけではない。それこそエロゲームなど性的なものを描くことを目的としたコンテンツでこのような表現をするのは全く問題が無いと思っている(このような立場を取る理由については冗長になるため割愛します)。

 

ただ、「ラブライブ!」でこういった表現を行うのは全く相応しくないばかりか、「ラブライブ!」を不当に貶める結果につながるのではないだろうか。

 

今回の問題で初めて「ラブライブ!」を知った、という方も多いかもしれないが、「ラブライブ!」は他のアイドルものとは一線を画しているコンテンツである。端的に説明すると、高校生の女の子たちが≪自分たちの意思で≫、≪自分たちや自分たちの学校のために≫、部活動としてのアイドル活動、つまり「スクールアイドル」活動を行う物語なのである。

 

彼女たちが「スクールアイドル」として活動することに対し、大人や強い立場の者による強制や搾取は存在せず、ただそこにあるのは自発的な意志のみなのだ。

 

そういった背景の中、近頃の「ラブライブ!」のコンテンツからは「男性」の存在や視線が徹底的に排除されている。*2このことは、以下のリンク先のまとめを読んでいただければわかると思うが、明らかに製作側が意図を持って「男性」を「ラブライブ!」というコンテンツから排除しているのだ。

togetter.com

 

こういったコンテンツでありながらも、キャラクターたちに性的な魅力を見出している人々がいることも知っている。しかし、少なくとも「ラブライブ!」は本来、上の立場の人間からの搾取や「男性」の視線というものの無い世界で「スクールアイドル」として青春を駆け抜ける少女たちを描いている作品であるのだ。

 

そういった作品である以上、今回の「股線」のような性的と捉えられるような表現は異物でしかなく、作品本来の魅力を潰し、まだ「ラブライブ!」を知らない人がファンになる可能性を狭めてしまうのではないだろうか。

 

実際に、私と同じように考えているラブライバーは男女問わずいるようである。

togetter.com

  

3. まとめ

千歌ちゃんをはじめ、「ラブライブ!」シリーズに出てくるキャラクターたちはみんな、性的表現に頼らずとも、それどころか性的ではないからこそ魅力的で、輝いているのだと私は考える。そしておそらく、今回の「股線」も性的に描こうとしたというよりは、流行の絵柄を取り入れた……といった側面が大きいのではないだろうか。

 

いちファンの立場で要望してもどうにもならない話だろうが、「ラブライブ!」運営には、いま一度「ラブライブ!」というコンテンツがどんな武器を持っているか、そして(たとえ流行していても)絵の表現のひとつひとつがどういった意味を持っているのかということを考えてほしいと思う。

 

 

*1:私は「ラブライブ!」のμ'sをメインに推しているタイプのラブライバーだ。今回問題になっている「ラブライブ!サンシャイン!!」についてはアニメと映画、「スクスタ」(「ラブライブ!」シリーズのオールスター集結ゲーム)は追っているが、書籍などはぼちぼち。ライブは先日のラブライブ!フェスのみ。

*2:ここで指しているのは現実の男性ではなく、キャラクターたちと同じ世界に存在するはずの「男性」

「女オタク」って、結局なんなの?腐女子なの?

 

突然ですが、私は女オタクです。

2次元をこよなく愛し、アニメを観て泣き、薄い本を読んではのたうちまわるような人間です。そして、そのことを人に話すと大抵言われるのです。「じゃあ、腐女子なんだね!」と。
 
腐女子。この言葉を正しく認識している人は少ないように思います。Wikipediaによると、
腐女子(ふじょし)とは男性同士の恋愛を扱った小説漫画などを好む女性のこと。「婦女子」(ふじょし)をもじった呼称である。
つまり、私はBLを全く読まないので、腐女子ではないと言えるでしょう。とはいえ、女オタク=腐女子、この認識が世間一般の認識ではないでしょうか。しかし、確実に腐女子ではない女オタクは存在する。というか、ここにいる。では、一体どれくらいの割合の女オタクが、腐女子なのだろうか。この数年来の疑問を、Twitterアンケートに託してみることにしました。
 
☆今回このアンケートに、たくさんの方がご協力くださいました。拡散などしていただき本当に感謝しております。ありがとうございました!
 
 

  1.「女オタク」とカップリング

こちらもWikipediaによると、カップリングとは
同人創作活動においてキャラクター[1]同士の恋愛関係を表す語である。女性同性愛(百合)、男性同性愛やおいボーイズラブ)創作をはじめ、異性愛でも広く用いられる。
とのことです。以下、CPとします。
ここでは、「今現在推しているCP」が、BL(男性キャラ同士のCP)、GL(女性キャラ同士のCP)、NL(男女キャラのCP)のどれに当たるか、そして「そもそもCPに興味がない」の4つの選択肢で回答していただきました。こちらが結果です。
 

BL好き、70%。思ってたより少ない……!
90%位はいるのかと思っていました。驚きです。NLも16%で結構人気。CPにとらわれない方も12%と、多いようです。GLは2%と、かなり少ない結果。
 
 
 

   2.「雑食」と「偏食」、そしてCPにとらわれないオタク

「雑食」という言葉をご存知でしょうか。辞書的には、肉類も植物類も食べる人や動物を指し、転じて「BLもGLもNLもなんでも見る人」のことを表しています。この「雑食」さんはどれくらいいるのか、またこの逆と言える「偏食」の方はどれくらいいるのか、この事を調査しました。

まず、1つ目の質問で「BL好き」と回答した方の傾向です。なんでも好き、つまり「雑食」の人が82%と、かなり多いことがわかります。次に多いのはBLの他にはNLだけが好き、という人。男性キャラの有無が重要なのかもしれません。気になるのは、「BLのみ」の人が0%ということです。少し意外な結果でした。よく、腐女子の女キャラ嫌いが〜、などと言われていたりしますが、この結果を見る限りそういう人はいないようです。
 

そもそもの母数が大変少ないのですが、GL好きの方です。(私個人は投票していませんが当てはまるのはここです…!) こちらはBLとは逆で、「偏食」傾向がかなり強いようです。ただやはり母数が少ないということで、今度機会があればもっとたくさんのGL好き女オタクさんにお話を伺いたいと思います。
 

続いてはNL好きの方です。こちらも、「雑食」の方が73%と、多めの結果となりました。「NLだけが好き」という方も9%いらっしゃいました。BL好きの方に比べると、少し偏食傾向があるようです。
 

そして、「CPに興味がない」方。「夢」というのは、端的に言ってしまえば自分自身とキャラとのカップリングですね。興味深いのは、「女キャラとの夢好き」の方が29%で、意外と多いということ。実は個人的に1番気になる方々なのですが、ぶっちゃけアンケートの仕方間違えたなーと思ってます。オタクとしてどのように作品やキャラを愛しているのか、もっと深く掘り下げたかった…!
 
 
 

  3.オタク女子(ざっくり)分類

腐女子」とされる女オタクはどの程度の割合いるのだろうか、これを知ることが今回のアンケートの1番の目的でした。そこで、このグラフをご覧ください。

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「1番はGLだけどBLも好き」「1番はNLだけどBLも好き」という方も腐女子である、としてカウントすると、このような割合となりました。72%、確かに多いです、腐女子。しかし、女オタク=腐女子 と言えるほどかというと、そうではない数であると言えるでしょう。3割は違うのですから。
 
また、「女オタクは女キャラに興味がない」というのも、間違った認識であることがわかりました。腐女子とされる方も、女キャラがでてくるGLやNLを楽しんでいるようです。
つまり、よくまとめサイトなんかで言われているような「女オタクは全員腐女子」も、「嫉妬に狂った腐女子の女キャラ叩き」も、幻想でしかないのです。
 
 

  4.おわりに

今回のアンケートで浮かび上がってきた女オタク像以外にも、世の中にはもっと多様な女オタクさんがいます。特に、CPに興味がない、という方。この方々をより深くリサーチしていきたかったというのが反省です。私のリサーチ能力の未熟さに加え、ツールとしてのTwitterアンケートの性質も原因として挙げられます。Twitterアンケートは手軽で閲覧数も比較的簡単に伸びる反面、機能が限られており、深いアンケートには向かないようです。また機会があれば、今度は多様な価値観を意識した細かい調査を実施したいと思っています。
 
最後になりますが、ご協力頂いた皆様、本当にどうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。
 
 
 
 

μ'sのファイナルとは何か、真剣に考えてみた

12月4日の深夜、ラブライバーの間に衝撃が走った。
中国から未公開映像が流出。その映像において、μ'sのファイナルライブが行われると発表されたのだ。"μ's解散" などという話も流れていた。
これには非常に驚いた。眠気はどこかへ吹っ飛び、ついでに理性も吹っ飛び、何が何だかわからず悶々と夜を過ごし、そのまま朝を迎える羽目になった。とにかく公式発表を待とう。そう自分に言い聞かせるしかなかった。

そして遂に、5日19時からの特別番組で、この噂レベルでしかなかった「流出映像」が本物であったことが証明された。そもそも一体どういう経路で流出したのか非常に疑問だが、やっぱり本物だったか…。と、事実をそれなりに受け入れることができた。そして、悪い頭を絞って考えを巡らせ、今回の発表がどういう意味を持つのかを、「かなり希望的に」考えた。

まず、公式発表で一番大切であろうポイントだ。それは、映像の中で 「解散」とは一言も言っていない、ということである。
流出騒ぎの発端となった東スポや、まとめブログなんかでは記事の見出しに「解散」などと付けて大いに煽っていたが、実際の映像では一切「解散」という言葉は使っていない。きっと一般の人はこういう記事だけ読んで、μ'sは解散するのだと思ってしまうだろう。それどころか、Twitterを見ている限り、ラブライバーを名乗っている者でさえ解散という言葉を使って嘆いている。皆落ち着くべきだ。解散とは言っていないぞ。

そして、"μ's Final LoveLive!〜μ'sic forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜" というライブが、東京ドーム2daysで行われることが発表された。劇場版のストーリーに沿っていて大変センチメンタルを感じさせる。ここで気になったことなのだが、今回の発表では「ワンマン」ライブが最後である、ということをかなり強調していたように感じる。今までのμ'sライブが、ワンマンライブと呼ばれていたことはあまりなかったように思えるが、こと今回に限っては「ワンマン」という言葉を多用しているのだ。これが何を意味しているか。まず考えられるのは、アニサマランティス祭りなどの出演の可能性を消すわけではない、ということではないだろうか。また、これは個人的にはあまり可能性がないように思うのだが、今後は「ラブライブ!サンシャイン!!」のAqoursと合同でライブを行うのでは、という説もある。どちらにせよ、「ワンマン」という言葉を多用することは、前述の「解散ではない」に繋がると言えるだろう。

また、2016年3月2日に、「μ's Finalシングル」が発売されることも発表された。個人的にこれはかなりショックだったのだが、希望的に捉えることはできる。このFinalというのは、ナンバリングシングルが最後である、ということなのではないか、という捉え方だ。スクフェスコラボシングルなどはナンバリングシングルではないので、出る可能性があるということだ。実際、スクフェスはアーケード版が開発されることがつい先日発表されたわけで、ここでμ'sの新曲が全くないとなると、色々と支障をきたすことだろう。

最後に、Finalという英単語の意味である。
Final [形]
1 最後の,末尾の(⇔first);終局の,究極の,決定的な,最終的な. 
the final chapter
最後の章
the final goal
究極の目標
the final outcome
最終結果
final demand
(手形の)要求払い最終期限
, and that's final!
*1で,それが最終結論だ.
2 《法律》最終(審)の,終局の
the final decision [judgment]
終局判決.
3 目的をなす,目的に関する[を表す]
the final cause
《哲学》目的因
a final clause
《文法》目的節(▼目的を表す副詞節;in order that final, so that finalなど).
(goo辞書より引用)

ここで注目して欲しいのは「究極の」という意味だ。つまり、かなり強引な考えではあるが、必ずしもfinalは「最後の」という意味ではないのだ。嫌な話ではあるが、公式サイドが「最後」を撤回したいと考えた時の逃げ道ともなりうるだろう。個人的な話で恐縮なのだが、私が以前から応援している某アーティストのコンサート名には数年前からやたらとlast、foreverなどの英単語が付けられ、"最後感"を醸し出していた。しかし結局最後のコンサートは未だ来ず、次のコンサートさえ予定されているのだ。μ'sにもこういうことがないとは言えない。

ここまで書いてきたことでは、声優さん達の体調や事情のことは一切考慮していない。それは彼女達にしかわからないことであり、私のような一介のファンが考えられることではないと考えるからだ。実際の"μ'sのこれから" には、彼女達の事情が大きく関わってくるだろうし、一番大切なのはなにより彼女達が幸せであることだと思うが、結局のところ私達にできるのは応援することだけだ。現実は明るいとは言えないかもしれないが、捉えようによってはそこまで絶望する必要はない。とにかく、公式を信じ、声優さん達を応援し、必要とあらばお金を払う。そして、声優さん達やスタッフさん達に迷惑となることをしない。これが今、私達がするべきことではないだろうか。と、新参ラブライババアは思うのです。




*1: